本記事は、THCVが規制される前に執筆されたものです。本記事のトピックである「THCV」は、日本国内において既に規制されたカンナビノイドですが、記録及びユーザーの参考資料として掲載しております。THCVは、2023年9月10日から「指定薬物」として規制対象になりました。THCV、ならびにTHCVを含む製品について、医療等の用途以外の目的での製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されています。当社においても、取り扱いを終了しているためTHCVに関するお問合せはお控えください。

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※チラクシーのフルリキッド及びプリロール製品等においては、法律を遵守しながらもより高い満足度を追求するため、配合するカンナビノイドの種類や配合率を随時変更しています。新しい成分を配合した商品については各商品ページをご確認ください。

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一部では「ダイエットウィード」の呼び名も噂されているというレアカンナビノイド、THCV(テトラヒドロカンナビバリン)。国内では違法のTHC(テトラヒドロカンナビノール)と一字違いのため「興味はあるけど、購入を躊躇してしまう」という方も多いのではないでしょうか。この記事では、話題のカンナビノイド・THCVについて解説していきます。

■THCVの成り立ち
2021年〜2022年頃から、国内でも少しずつ話題に上るようになってきたTHCV。その歴史は意外に古く、初めて発見されたのは1971年と言われています。採れる量はわずかではあるもののCBDやTHCと同様、大麻の中に元々含まれる天然のカンナビノイドです。カンナビノイドの前駆体であるCBGVA(カンナビゲロバリン酸)を、熱または紫外線で分解した結果であるTHCVA (テトラヒドロカンナビバリン酸)に由来します。
THCVを比較的多く含む代表的な品種は、ダーバンポイズン、レッドコンゴレスなどアフリカ在来のサティバ種です。しかし、ほとんどの品種はTHCVの濃度が非常に低く、その上マイナーなカンナビノイドであることから、THCV単体の商品は今のところほとんどありません。

■THCとTHCVの違い
THCVは、THCと近い名称が示す通りTHCの類似体であり、分子構造もTHCと瓜二つです。唯一異なるのが、右に伸びる側鎖のアルキル基の炭素数です。この炭素の数がレクリエーション要素の高低を示すと言われています。THCが5つに対してTHCVは3つの炭素しか持たないため、THCと比較してレクリエーション要素が低いカンナビノイドであることがわかります。また、THCは主に脳に分布するCB1受容体と結合することで食欲が増す、いわゆる「マンチー」を引き起こすと言われていますが、THCVは逆の要素を持つと言われています。THCと似ている部分を持ちながら、蓋を開けてみるとTHCとは異なる使用法が注目されている不思議な魅力のあるカンナビノイドです。

■THCVを摂取するおすすめのタイミング
・食べ過ぎを防ぎたいとき
・集中力を高めたいとき
・朝、目覚めたとき
体感時間は比較的短く30~40分程度とも言われているため、気軽に試せるカンナビノイドと言えるでしょう。また、カンナビノイドは摂取量によって逆の働きをする場合がありますが、THCVは特にその作用が大きく異なることが報告されているので、少量で試すことをおすすめします。

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